You Only Live Once!

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大学生活、そして留学のきっかけ

 

希望を胸に入学したK学院大学。

高校で仲の良かったうちの1人、

Rも一緒だったので

昼ご飯や空いてる時間はいつもRと食べていました。

そのRは、学籍番号が前後だった

Mちゃんという子と仲良くなり、

私はRを通じてMちゃんとも仲良くなりました。

 

入学して一週間も経っていない時期に

いきなり1泊2日のオリエンテーションがあり

しかも行動メンバー・宿泊メンバーは

学籍番号順に区切られていました。

私の仲のよいRはMちゃんと

一緒のグループのようです。

私は誰も知らないし、しかもほぼギャルの

グループに属してしまったので

すっごく嫌だなと感じていた記憶があります。

オリエンテーション先での詳しい内容は省きますが、

まだ大学生活にすら慣れていない段階で、

宿泊ありのオリエンは

正直きついよなと思っていました。

それと授業が本格的に始まってから

気づいたのですが、

ここの大学はギャルっぽい子が

比較的多いなとも感じました。

私はいわゆる真面目キャラで、

無遅刻無欠席を徹底・授業中私語はしない・

課題を自力でする

そのような感じの生徒でした。

なので、席に着いたら

誰かに出席カードの提出をお願いして

すぐに教室を出る人や、授業中私語の多い人、

なんとなくだらしない人が

ほんとに見てて不快だったし、

そうなるともうなんか

その空間にいる全ての人と

関わるのすら嫌になってしまったのです。

私はこいつらとは違う。

一緒に群がりたくない。関わりたくない。

きっとお高くとまっていたんだと思います。

そういうこともあってか、それからというもの

大学で積極的に友達を作ろうとすることを

躊躇していました。

ましてや、高校の時の

馴染みの友人がそばに居る環境。

別にわざわざ自分から友達を作る必要もないだろう。

勉強だけしていればいいや。

そう思っていました。

なので、クラスでの飲み会にも

実は一切参加したことがないし、

あったと言えば、ゼミ発表の打ち上げに

1度参加したことくらいかな。

友達作りよりも、

勉強に専念していた学生生活でした。

最初の頃はRとMちゃんの

3人で過ごしていましたが、

Mちゃんが仲良くなったHちゃんと

タイ人のI、Dとも仲良くなり、

大学4年間ずっと居た仲良しグループは

私含め5人で、頻繁に遊ぶ事はなかったけど

仲間内の誕生日パーティー

一緒に晩ご飯を食べたり、

授業の終わる時間が一緒だったときは

街をぶらぶらしたりしてました。

友人は基本そうやって周りにはいたのですが、

一匹狼っぽい傾向のあった当時の私は、

昼ご飯を一人で食べることもよくありました。

それに一人の方が

気楽でいいという気持ちもありました。

今思えば、自分の中にバリアをしてばかりで、

それでも周りにいてくれる友人への

感謝の気持ちに欠けていたし、

貴重な大学生活を

もったいなく過ごしていたなと感じます。

 

大学2年の年、

英語のクラス内で先生が

アメリカ留学のお知らせをしていました。

私は英語を勉強するのが大好きだったし、

中学の頃、オーストラリアへの

語学研修の経験もありましたが、

なんとなくアメリカという国自体、

自分の中でパッとしていなくて

実は全く留学をしたいとは思っていませんでした。

おまけに、現地で授業を受けて

単位を取得しないといけないということだったので

自分の英語力に全く自信のなかった私は、

不安から、"私には絶対ムリだ。"と

思い込んでいました。

しかし、母親に相談した際に、母は、

"行ったら良いやん"と言ってくれました。

そして、友人のRや他の子に相談した際も

"お母さんもええって言ってくれてるんやし、

行かなもったいないで!"

と言われました。

心配性の私は、やはり

"単位を取得しないといけない"ということに

できるかどうか分からないという不安や、

恐怖感を抱いていました。

そこで当時、私の1つ上で、

私より先にアメリカ留学を経験した先輩に

相談に乗ってもらっていました。

その先輩とは

ホスピタリティーの授業で偶然前後の席で、

授業の中でお互いに

自己紹介をするという場面があり、

そこから親しくなりました。

見た目はお洒落でやんちゃな感じで、

話しかけることに

とても緊張していたのを今でも覚えています。

見た目とギャップがあり、

当時の私が出会ってきた人にはいないタイプで、

自分の知らない世界を知っている、

憧れの先輩、という感じでした。

おまけに大阪人で、話がすっごく面白くて、

気さくな人で、バスケが趣味ということで

私も一気に心を打ち解けることができました。

そんな信頼している先輩から

留学生活の話を聞いたり、

授業のことを聞いていくうちに

だんだん不安がなくなり

別れ際に言われた

"やらずに後悔するより、

やって後悔するほうがええと思うで。"

この一言があったからこそ、

留学にチャレンジしてみよう!と、

自分を奮起させることができました。

私にとってその先輩は、

留学のきっかけの1人になった存在です。